奈良をテーマにした『奈良4コマ』を描いていこうと思います。
随時アップしていきますので、以後よろしくお願いします!
奈良4コマメモ
飛鳥時代後期に敷かれた「飛鳥浄御原令」において、宮内省の造酒司(さけのつかさ / みきのつかさ)に酒部(さかべ)という部署が設けられました。ここから「大宝律令」によって、日本酒の醸造は体系化されていきます。
※ 酒部は部署名であると同時に、今日の杜氏(とうじ)にあたる醸造技術者も指していたとのこと。
※ この頃から奈良時代にかけて朝廷によって作られていたお酒は、まだ人々には広まっておらず、あくまで楽しめるのは特権階級に位置する人のみだったそうです。
『日本書紀』には天武天皇が住んだ飛鳥浄御原宮について「681年正月、天皇が向小殿で宴を催し、皇子らを内安殿に招いた。臣下は外安殿で酒を振る舞われ、舞楽を楽しんだ」と記されています。
コメント