今年も「大和三大観音 あぢさゐ回廊」が、長谷寺(桜井市)・岡寺(明日香村)・壷阪寺(高取町)の三ヶ寺で開催されています。
2023年6月24日(土)。そのうちの1つである岡寺を訪れてきました。
「大和三大観音 あぢさゐ回廊」について
大和三大観音「あぢさゐ回廊」開催
引用元:大和三大観音 あぢさゐ回廊|岡寺|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|明日香村|山の辺・飛鳥・橿原・宇陀エリア|イベント・体験
2023年も日本最古の観音霊場、西国三十三所観音巡礼 奈良県札所である長谷寺、岡寺、壷阪寺の三ヶ寺にて紫陽花巡り企画大和三大観音「あぢさゐ回廊」が開催されます。
各寺それぞれ工夫を凝らして紫陽花を荘厳され、ご参拝の皆様をお迎え致します。
■期間中、限定の各寺特製の紫陽花切絵朱印と専用の台紙が授与されます。
切絵朱印:1,000円
3ヶ寺切絵朱印専用台紙:300円
※切絵朱印は奉限りが限りがありますので、なくなり次第終了となります。
岡寺までの道のり(徒歩の場合)
岡寺まで車で行かれるという方がほとんどかもしれませんが、明日香村は徒歩や自転車(サイクリング)で巡られる方も多いと思いますので、岡寺参道の様子(心臓破りの坂道)を少しだけご紹介しておきます。
かなりの坂道ですので、自転車で登り切るのは至難の技かと思われます…。
岡寺へ行くルートはいくつかありますが、明日香村の有名なカフェ「cafeことだま」さんがある通り沿いの鳥居をくぐって坂道を登るルートで岡寺まで歩きました。
飛鳥駅から岡寺までは徒歩で一時間ほどかかるのですが、とどめの坂道が結構キツいので、歩き慣れていない方はご注意ください!
鳥居から岡寺の仁王門前までは約500mあり、徒歩だと10分くらいです。高低差は50mほどのようです。
坂道の途中には「La ville 〜都〜」さん、「あすか燻製工房」さん、玄米とお野菜・手作りドーナツのお店「ココロゴハン」さんなどもありますので、休憩がてら立ち寄るのもいいかもしれませんね!
岡寺に到着しました!
仁王門の左側にある受付で、入山料(拝観料)を支払って中に入ります。
入山料は以下の通りです。
団体(50名以上) | 個人 | 団体(50名以上) |
(大学生以上) | 一般400円 | 320円 |
高校生 | 300円 | 240円 |
中学生 | 200円 | 160円 |
映える!!美しいアジサイの数々
門をくぐると、さっそく綺麗なアジサイたちがお出迎えをしてくれます。
(アジサイに混じってハスの鉢もたくさん置かれていました。アジサイが終わったら次はハスの花にバトンタッチですね!)
手水舎付近
多くの方が写真を撮られている手水舎や橋の下の池に浮かべられたアジサイなど、いわゆる映える撮影スポットには人が集まっていました。
例にもれず私もこの場所で写真を撮りましたので(あまり上手くはないですが…)載せておきます。
本堂付近
本堂付近にはアジサイの他、これから見頃を迎えるハスや、見頃を過ぎようとしている天竺牡丹(ダリア)も見ることができました。
稲荷明神社へと続く参道付近
数多くのアジサイがある中で一番の撮影スポットとなっているのが、奥にある稲荷明神社方面へと続く細い参道の付近です。
階段のほか、脇の水路にもアジサイが浮かべられていて、まるでアジサイの川のようになっています。
見ると思わず息をのんでしまうような…、美しく幻想的な光景が広がっていました。
カメラマンさんをはじめ、みなさん体勢を低くして(しゃがんで)写真を撮っておられましたので、私も真似して何枚か撮ってみました。
低い姿勢で撮るとアジサイの密度が増して、より美しい写真が撮れる気がします。
これまで紹介した場所の他にもお社や石仏、通路の周辺などにもアジサイが咲いていました。
岡寺に限らず、最近は地植えではなく鉢植えや睡蓮鉢に入ったアジサイを境内に並べるスタイルが増えてきたので、見せ方にも様々なバリエーションがあって面白いです!
また、花が少し枯れてきたら新しいものと入れ替えたりできるのも鉢植えのいいところですね。
個人的に梅雨はジメジメとしていて暑くて、あまり好きではないのですが…
このような美しい光景を目にできるというのは四季のある国に住んでいる有り難みを感じる瞬間です。
「大和三大観音 あぢさゐ回廊(岡寺)」の情報
所在地:奈良県高市郡明日香村岡806
開花時期:6月~7月上旬
入山料 :大人・大学生…400円 / 高校生…300円 / 中学生…200円 / 小学生以下…無料
電話番号:0744-54-2007
駐車場 :あり(無料 / ただし駐車場に至る参道が非常に狭いので注意が必要)
参考ページ:日本最初やくよけ霊場・西国第七番 岡寺
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